欠陥・劣化– archive –
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擁壁 雨染み
一見すると見落とされやすいですが、擁壁に雨染みがありました。擁壁なので雨染み自体は工事中に起きてしまったことも考えられますが、こちらの物件は床下が浸水したような跡があったのです。この物件は、がけ地になっているため大雨の降った時に床下が浸... -
妻壁 室内ボード無し
この建物は3階建てであるにも関わらず、小屋裏の妻壁に室内ボードがされていませんでした。これは中間検査などで見落としがされやすく、監理者も意識されていないことがあります。こちらの指摘も、通常のインスペクションならば指摘対象外の部分ですが、設... -
非常用進入口 幅不足
3階建ての非常用進入口は、有効で幅75cm以上必要です。しかし、この窓は設計が良くなかったらしく確保できていませんでした。これは、本来、完了検査時に確認されるものですが、見逃されてしまった例です。このように、設計における法的な知識もあるため... -
床断熱材 抜け
こちらはトイレの床下ですが、断熱材が無い事例です。断熱材が無いと室内に熱が伝わります。こんなことを何十年後に知っても取り戻せません。新築時に知っておいて良かったと思います。 -
屋根 断熱材無し
屋根の狭い部分ですが、断熱材がされていませんでした。断熱材が無いと外気の熱が伝わりやすく、夏は暑く、冬は寒くなります。屋根に断熱材が大きく抜けている時はサーモグラフィでもわかることもあるので、双方でチェックします。 -
床下に大きなゴミ
水道屋さんは床下に潜って作業し終わりますが、後片づけもせず終わってしまっていることがあります。見えないところだから良いという気持ちなのか。忘れてしまったのか。目に見えないところだからこそ、しっかり仕事をしていただきたいと思うことがあります。 -
基礎ひび割れ
基礎のひび割れは0.5mm以上は指摘の対象としています。それ以下でも補修はお願いしています。細かいひび割れがが数多くある新築も20件に1件程度あります。コンクリートの品質が悪いのか、コンクリートの打設方法が悪いなどの原因が考えられます。そうい... -
断熱材がされていない
天井部分の断熱材がされていないこともありますが、立ち上がり部分がトップライトでありますが断熱材がされていません。単に天井部分に断熱がされていればいいというチェックではなく、どこから冷気や暖気が伝わるかをイメージして現場をチェックしています。 -
雲筋交いが外れている
雲筋交いが外れていました。確認が甘い事例です。しっかりと留め付けるように指摘しました。